自信と希望に満ちて、卒園、進級の時を迎えることができるように

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

寒さも少しずつやわらぎ、春がすぐそこまで来ています。卒園、進級まであと少しとなりました。

年長さんは少人数で乳児クラスへ遊びに行き、一緒に楽しい時間を過ごしています。
優しい言葉がけや小さな人に合わせて遊ぶ姿、手伝い過ぎず自分でしようとする姿を見守る年長さんの姿に、乳児クラスの担任の先生が大変関心していました。

2歳児ほし組さんは、時々幼児クラスに行って一緒にお仕事をしています。自分のクラスとはまた違った環境に興味津々で、ザリガニやカタツムリをしばらく眺めたり、お兄さんお姉さんがお仕事をする姿をじっと見たり、先生と一緒にやってみたいことを探して夢中になって取り組む姿がとても微笑ましく、楽しんでいる様子が伝わってきます。

こどもたちは、「4月になったら1年生!」「もうすぐ年長さん!」と、新しい生活や、ひとつ大きくなることに期待を持ち、楽しみに過ごす姿もありますが、一方で子どもたちなりに言葉にできない不安を感じることもあるかも知れません。そんな時は、温かく子どもの気持ちを受け止め、不安を自信と安心に変えることができるように、支えてあげましょう。

子どもたちが神様の愛や、周りのたくさんの人の愛を感じながら毎日が充実した日々となるように、そして「大丈夫」という安心感と自信を持って次のステップへと進んでいくことができますように、心を込めて過ごしてまいりたいと思います。

園長 平野 志穂

かけがえのない子どもたち一人ひとりの成長を、共に喜び合える3学期に

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
皆様、昨年度とは違ったお正月だったのではと思いますが、ご家族でゆっくりと過ごすことができましたでしょうか。

冬休み明け、生活リズムを取り戻すことに時間がかかる子どもたちもいるかも知れませんが、ご家庭と連携を取りながら、子どもたち一人ひとりの思いを受け止めて参りたいと思います。

こども園で過ごすたくさんの子どもたち。一人ひとり得意なことや少し苦手なこと、興味や関心などが違います。成長や発達も様々です。そしてどの子も皆、神様に愛され、ご家族からの愛情を受け大切に育てられたかけがえのない存在です。
保護者の皆様と職員が手を携えて子どもたちを見守り、子どもたちの良いところをたくさん見つけ、成長を共に喜び合える3学期であるように。子どもたちがいきいきと過ごし、進級や進学へと前進していく力をたくさん蓄えていくことができるようにと願っております。

3学期は雪遊びが楽しい季節です。そり遊び(小さなお友達をそりに乗せ、張り切って引っ張るお兄さんお姉さんの姿も見られます)、色水遊び、雪だるま作り、雪合戦、そして子どもたちの楽しみは何といっても用務員の秋さんが作ってくれた雪山です。
今年も乳児クラスの子どもたちのお部屋の前に少し小さな山がひとつ、幼児クラスの前に大きな山がひとつできました。幼児クラスの前の雪山はこれからまた少しずつ大きくなっていくことでしょう。

寒さや感染症に負けずに、子どもたちもご家族の皆様も、職員も皆元気に過ごすことができますように。

園長 平野 志穂

保護者の皆様のご理解とご協力にお礼申し上げます

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

2学期も保護者の皆様のご理解とご協力のおかげで、子どもたちは、元気に登園することができました。幼児クラスの子どもたちはマスクの着用にも大分慣れ、管理も上手になってきています。

コロナ禍で、私たちの日常生活が大きく変わりましたが、そのような中でも、子どもたちは心身共にぐんと大きな成長を見せてくれました。

先生との信頼関係の中で、少しずつ世界が広がり、自分のしたいことに夢中になって取り組んだり、友達と一緒に遊ぶ楽しさや力を合わせる喜びを味わったりと、何気ない日常の中で、子どもたちは本当に多くのことを学んでいます。子どもたちの姿に、私たち職員も喜び、感動、元気をもらいながら、コロナ禍でも子どもたちが園生活を楽しみ、豊かな体験を積み重ねていくにはと日々模索しております。

年明けは子どもたちが楽しみにしている雪遊びがたくさんできることでしょう。今後の園行事についても、子どもたちが安全にそして楽しく過ごすことが出来るように工夫してまいりますので、どうぞご理解の程をお願い申し上げます。

子どもたちがご家族の皆様と共に、神様のお恵みの中で幸せ多い新年を迎えられます よう、心よりお祈りいたします。

園長 平野 志穂

喜びあふれるクリスマス

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

今年もあと1か月となりました。今年は新型コロナウイルス感染症の流行が、社会に大きな影響を与え、更に心配な状況が続いています。ただ、子どもの感染は大人から子どもにということが明らかになってきています。今、園でもご家庭でも懸命に努めている感染防止対策を続けていきましょう。

さて、花川マリア認定こども園では、待降節の2週目を迎えました。幼児クラスの子どもたちは、週初めはホールに集まり、アドベントクランツに火を灯し、世界中のたくさんの人のことを思いお祈りをしています。乳児クラスも子どもたちの様子に合わせて一緒に参加をしています。お兄さんお姉さんの姿を見つめながら、先生と一緒に小さな手を合わせる姿に子どもたち一人ひとりの心に神様がいて下さることを感じ、とても温かな気持ちになります。

園内にクリスマス飾りが少しずつ増え、子どもたちはクリスマスの雰囲気を感じ、とても嬉しそうです。クリスマスはプレゼントがもらえる日、ケーキ―を食べる日、子どもたちの楽しみがたくさんありますが、クリスマスはイエス様のお誕生日。イエス様が一番喜んで下さるプレゼントは、一人ひとりの『きれいな心』『優しい心』『我慢をする心』です。その心をいっぱいにして、イエス様にプレゼントしましょうとお話をしています。

聖劇発表会に向けて、年長さんの活動も進んでいます。声が大きくなった、歌が上手、衣装がカッコイイなど、友達の素敵なところを認め、互いに応援し合う年長さんの姿に成長を感じ、嬉しく思う毎日です。

コロナ禍にあっても、子どもたちがクリスマスを楽しみ過ごす姿や、夢中になって遊ぶ姿は変わりません。園行事など変わったことはたくさんありますが、子どもたちが先生や友達との関わりの中で、楽しい体験を重ねていくことができるように、そして皆、神様から愛されて いるかけがえのない存在であることを伝えていきたいと思います。

園長 平野 志穂

~クリスマスを迎える心の準備~

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

10月は、入園希望の方や学生さんなど、見学の方がたくさん来園されました。0歳から年長さんまでの子どもたちが在園していますので、見学の方には全クラスをご案内しています。
0歳児クラスからご案内をすることが多いのですが、0歳てんし組は、廊下からお部屋を見学するお母さんとお友達に視線を向け、ニッコリ。「こんにちは」と声をかけられ、ペコリと頭を下げる姿、バイバイをする姿、嬉しそうに柵の所まで歩いて来る姿があります。

1歳ひつじ組は、先生と一緒に「こんにちは」とご挨拶をしたり、「おいしいよ」と、食べているおやつの感想を伝えたり、玩具を見せに来たりとまた違った姿が見られます。

2歳ほし組は、気になって入り口からじっと見つめる姿、「○○くんだよ」「〇〇ちゃん」と自己紹介をする姿など様々です。

幼児クラスのお兄さんお姉さんはというと、自分のしたいことに真剣に取り組む姿もあれば、自己紹介(名前の後に「年長さんです!」とお話する人も)やご挨拶はもちろん、「どこから来たの?」「何歳?」と、質問をする姿もたくさん見られました。
親しみを持って歓迎する様子に、子どもたちの成長を感じ、微笑ましく、嬉しく思いました。

さて、花川マリア認定こども園では、11月16日から、待降節が始まります。イエス様のお誕生『クリスマス』を、きれな心、優しい心で迎えることができるようよう準備をするのです。
アドベントカレンダーや、クリスマス飾りなど、園内に少しずつ飾りが増えていく中で、子どもたちは先生やお友達と共に、クリスマスを迎える嬉しい雰囲気を感じることでしょう。

年長さんの聖劇発表会の練習も始まりました。今年は年長さんのみの発表となりますが、小さな子どもたちは、年長さんの姿を見て、楽しい雰囲気を感じたり、自分も年長さんになったら・・と楽しみに練習の様子を見ることでしょう。

目には見えなくても、私たち一人ひとりの心の中に、神様がいて下さることを感じながら、子どもたちと共にクリスマスの準備をしていきたいと思います。

園長 平野 志穂