子育て四訓

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

先月末は先生と今月はお友だちと給食さんとのお別れがありました。

みんなでホールに集まり「さよなら!元気でね!」と挨拶をして、アーチやハイタッチで

お別れをしました。

出会いがあればお別れもあります。ちょっと寂し気な子どもたちでした。

この経験を成長の糧にして欲しいと思います。

毎年、事あるごとに、皆さまにお伝えしながら、自分に言い聞かせている言葉があります。

それは「子育て四訓」です。

・乳児はしっかり肌を離すな

・幼児は肌を離せ、手を離すな

・少年は手を離せ、目を離すな

・青年は目を離せ、心を離すな

子どもは成長とともに、親の手から徐々に離れ成長するのですが、その時、親は心配で心配でどうにもならない切なさと戦うことでしょう。そこで親は、子どもを「信じる」「見守る」勇気が必要になります。なぜなら、いずれ大人になって社会人として自立する時が来た時に、自分で考え判断し、はつらつとした社会人になって欲しいからです。

急に大人になるわけではなく、段階を踏んで徐々に成長していくのです。

小さな失敗が、大きな自信へつながっているのです。小さなけがは、大きなけがをしないための

大切な経験とも言います。

私たちはそれを見据えて、子どもたちの笑顔と明るい未来を信じて日々祈っています。

           花川マリア認定こども園  園長 田中雅子

 言霊

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

 

年々夏が異常な暑さになってきたようですね。

暑い毎日でしたが、元気に夏を楽しむことができましたか?

2学期が始まります。皆さんどんな2学期にしたいですか?

まず健康が一番です。元気であること。そして笑顔で挨拶ができることなど・・・。

私は「言霊」言葉には魂があると思っています。ですからマイナス(否定)のことは言わないよう心がけています。例えば「できない」ではなく、「できるかもしれない」「やってみよう」「どうしたらできるだろう」と考えるようにしています。そして大切なことはそれを自分で決めること。それをどのように実現していくかを考えるようにしています。

そして子どもたちにも言霊のプラスサイクル(プラス思考→決める→言葉にする)を身に付けて欲しいと願っています。

新学期がスタートする今、どんなお子さんに育って欲しいか?どんな親でありたいか?

今一度考えてみませんか?例えば「お友だちと仲良く遊んで欲しい」とか

「朝10分早く起きよう」とか言葉にしてみませんか?

教職員にも「どんな先生になりたいですか?」「子どもたちがどのように育つことを願っていますか?」と聞きました。言葉にすることによって、意識も変わり実現していくと思っています。

今日から始まる2学期も「よく遊び、よく食べ、よく寝て、よく笑う」

元気な子どもたちの笑顔と笑い声が響くこども園に皆さんと一緒にしていきましょう!

どうぞよろしくお願い致します。

             花川マリア認定こども園  園長 田中雅子

神さまといつもいっしょ

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

幼児さんのお誕生会に毎月来て下っている新海神父が

いらっしゃる手稲教会へ6月27日に

年中さん年長さんと園バスに乗って行ってきました。

神父様が私たちを出迎えて下さいました。

又教会は天井が高く集積された木がアーチ型になって

とても素敵でした。

こどもたちは目を輝かせておりました。

先日、保護者の方がドキドキして辛くなったことが

あった日の夜のことです。

子「ドキドキした時ってハートが壊れちゃうんだよ!」

母「どうしたらいいのかな?」

子「ハートを大切にしたら壊れないよ!それは神さまとつながる事」

母「どうしたらつながるの?「助けて下さい」って言ったらいい?」

子「言ってもいいし、何も言わなくても神さまが見守ってくれるよ。

そういうときは歌を歌うといいよ!」と言って歌ってくれたそうです。

        神さまといつもいっしょ

神さまといつもいっしょ わたしたちみんな

朝が来て 夜が明ける 太陽のプレゼント

ありがとう 神さま ありがとう たくさんのお恵みを

ありがとう 神さま ありがとう わたしたちのため

花川マリア認定こども園で、イエス様とマリア様と毎日お祈りのある日々を過ごしながら、こどもたちの心に確かに大切なものが育っていると嬉しくなりました。

夏休み、お盆休みお子さんとの会話などに神さまを感じることがあると思います。

どうぞ楽しい夏休みをお過ごしください。

                    花川マリア認定こども園

                 園長 田中 雅子

       

運動会が終わりました

投稿日: カテゴリー: 園長のことば


第7回花川マリア認定こども園、運動会が6月21日終わりました。
お天気がどうなるかと随分心配しましたが、暑すぎず寒すぎずちょうど良いお天気に恵まれ無事終わりました。0歳児のてんし組から5歳児年長組までそれぞれ毎日コツコツと練習してきました。
乳児さんは自由あそびの中でかけっこをしたり、スズランテープのトンネルをくぐったりと楽しく
練習していました。当日は保護者の方がいて甘えてしまったりする姿もありましたが、こども園での運動会はかけがえのない経験になったと思います。

幼児さんは日々目標を持って取り組んでいました。顔を真っ赤にして汗だくになっていたり、シャツが泥だらけだったり、こども同士でどうしたら早く走れるかと話をしていたりするのを見て
微笑ましく感じていました。そして年長さんともなりますと勝った!といって喜び、負けたといって悔しがっている姿は頼もしい限りでした。
でも勝っても負けても、1位でも2位でも3位でもいい!一生懸命やることがとても大切で、素晴らしい!!と伝えました。
あの笑顔とキラキラ輝く瞳が何より大切なのです。そしてまたそれが私たちの「力」になります。私たちに「パワー」をくれたこどもたちと、たくさんの拍手と応援をしてくださったみなさまに
感謝いたします。ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願い致します。

花川マリア認定こども園
                                    園長 田中雅子

三つ子の魂百まで

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

「花川マリア認定こども園」は「北海道カトリック学園」に属し札幌、倶知安、長沼、岩見沢、登別、北広島、江別、旭川、小樽の幼児教育部門15園と旭川、北見の高校部門2校と合わせて17の大きな学園です。

キリスト教の教えに基づき一人ひとりがかけがえのない存在である大切なお子様の成長を心から願っています。

私は小学生でピアノを習い、保育科に入ってからまたピアノを弾き始めました。

ピアノを弾かなくなってしばらくたった頃、無償にピアノが弾きたくなって楽譜を引っ張り出しましたが、学生の時弾いていた曲が全く弾けませんでした。でも小学生の時に引いた曲は弾けたのです。子どもの時に身に付けたものは一生ものになると身をもって知ったのです。

「おはよう」「さようなら」と挨拶をする。

「ありがとう」と「ごめんなさい」が素直に言える。

身支度を自分でするなど毎日の生活の中に身に付けたい一生の財産がたくさんあります。

振り返るとわが子が小さいときは、それに気が付かずバタバタと生活に追われていました。もっといろいろ伝えたらよかったと思っています。

乾いた植木鉢に水をあげると一気に土が潤うように、お子さんはすごい勢いでいろいろなことを吸収しながら財産を築いていることを時々思い出して下さい。

                      

 花川マリア認定こども園

                            園長 田中雅子