子育て四訓
先月末は先生と今月はお友だちと給食さんとのお別れがありました。
みんなでホールに集まり「さよなら!元気でね!」と挨拶をして、アーチやハイタッチで
お別れをしました。
出会いがあればお別れもあります。ちょっと寂し気な子どもたちでした。
この経験を成長の糧にして欲しいと思います。
毎年、事あるごとに、皆さまにお伝えしながら、自分に言い聞かせている言葉があります。
それは「子育て四訓」です。
・乳児はしっかり肌を離すな
・幼児は肌を離せ、手を離すな
・少年は手を離せ、目を離すな
・青年は目を離せ、心を離すな
子どもは成長とともに、親の手から徐々に離れ成長するのですが、その時、親は心配で心配でどうにもならない切なさと戦うことでしょう。そこで親は、子どもを「信じる」「見守る」勇気が必要になります。なぜなら、いずれ大人になって社会人として自立する時が来た時に、自分で考え判断し、はつらつとした社会人になって欲しいからです。
急に大人になるわけではなく、段階を踏んで徐々に成長していくのです。
小さな失敗が、大きな自信へつながっているのです。小さなけがは、大きなけがをしないための
大切な経験とも言います。
私たちはそれを見据えて、子どもたちの笑顔と明るい未来を信じて日々祈っています。
花川マリア認定こども園 園長 田中雅子