園長のことば

クリスマス発表会を終えて…2022年へ

先日のクリスマス発表会では、お忙しい中準備していただき、そしてコロナ対策にご協力いただきながらの観覧、本当にありがとうございました。乳児クラスは日常保育の中で、また、幼児クラスは本番を意識しながらこの日に向けて少しずつ練習を積み重ねてきました。ステージに上がっているだけで可愛らしいてんしさん、笑顔いっぱいで大好きなお話しを楽しんだひつじさん、大きな声でお返事や歌を頑張ったほしさん、できることが毎日増えていく乳児さん達の姿を誰もが応援する気持ちで見守っていたことと思います。また、沢山の演目をやりきった年少さんの堂々とした姿には、園生活への自信が感じられ、元気な歌やセリフ、自分たちで道具も作って臨んだ年中さんの劇では、お友達同士で台詞や振りを教え合い、協力しながら作品を完成させていく様子が見られました。

そして、素晴らしかった年長さんの聖劇。23名の子ども達全員が本当のクリスマスを伝えるため、そしてその姿を神様にプレゼントするために心を込めて演じました。また、友だちの良い所を認めること、助け合うこと、頑張る姿に共感し応援することもこの劇の取り組みの中で感じることができました。年長さんの聖劇に真剣な眼差しを向けていた年下の子ども達はこの姿に憧れ、今後繋いでくれることでしょう。

明日から冬休みに入ります。コロナ禍でのクリスマスや年越し、お正月など例年通りにはいかず大人も子どもも我慢の日々が続きます。2022年は日常生活が徐々に戻り、人々の笑顔が増えることを祈っています。

2学期も大変お世話になりありがとうございました。新しい年、またひとまわり大きくなったお子さん達に会えることを楽しみにしています。どうぞ、良いお年をお迎えください。

園長 泉川 由利子