園長のことば

思いやりを引き継ぐ子ども達

ドキドキわくわくしながら入園、進級を迎えた4月からあっという間に一年が経ち、修了の日となりました。

お子さん達は、園生活の中でお友達や先生と遊び、触れ合い、時には泣いたりぶつかったりしながら、「助け合うこと 相手に感謝し思いやること」を学びました。また、できないことにも挑戦し、失敗や成功の体験を重ねながら「自立」し、「明るく生き生きと生活する」ようになりました。そして、毎日の祈りや神様のお話を通して、自分のことだけでなく、周りの人たちの幸せ、平和を願うようになりました。

大好きだった年長さんが卒園し、寂しい気持ち、別れを惜しむ気持ちの芽生えと同時に、年長さんの優しい心、思いやりを引き継ぎ、今度は自分が年下の子に与えられるようになっていくことと思います。

一年間、様々な面でご協力いただき温かく支えて下さいましたことに心より感謝申し上げます。これからも子ども達、そしてご家族の皆様に神様からの豊かなお恵みがありますように、お祈り申し上げます。

来年度の花川マリア認定こども園もどうぞよろしくお願い致します。

花川マリア認定こども園 園長 泉川 由利子