子どもたち・ご家族・職員 皆が元気に過ごせたことに感謝

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

昨年の今頃は予想もしなかったことが起こり、感染拡大防止のため、教育・保育施設に合わせた生活様式をこども園でも取り入れることになりました。1日の生活の流れが大きく変わるため、休園・登園自粛明けの子どもたちの姿を想像し、とにかく安心して園生活に慣れることに重点を置きました。しかし、その心配の多くは、子どもたちの明るい笑顔と環境への順応性に吹き飛びました。
友達や先生との関わり、そして興味のあることにじっくりと取り組むことやたくさんの戸外活動等、周りの環境からたくさんのことを吸収していく子どもたち自身の力によって、こども園が安心できる楽しい場所になったのだと思います。
保護者の皆様は、心配もあった事と思いますが、毎日笑顔で子どもたちを送り出して下さいましたこと、そして日々の多大なるご協力に、心よりお礼申し上げます。

夏休みの間、ご家庭で過ごされる方、登園する子どもたち、ご家庭の状況に応じて様々です。例年のようにはいきませんが、感染防止に努めながら、夏ならではの遊びを工夫しながら 楽しむことができますように。

園長 平野 志穂

黄色の大型園バスが、8月から新しくなります。
22年間子どもたちの送迎をしてくれた黄色の園バスに、感謝の気持ちを込めて、今日は皆でお祈りをしました。黄色の園バスのデザインは、当時花川マリア幼稚園の園長先生だったカトリック花川教会の久野勉神父様です。
新しい園バスは何色で、どんなデザインか楽しみにしていて下さいね。(子どもたちにもまだ秘密にしています)
2学期の始業日は、久野神父様の司式で、新しい園バスの祝別式を子どもたちと一緒に行う予定です。
2学期は、幼児クラスの子どもたちは、園バスに乗って出かける機会をつくります。乳児クラスの子どもたちもバスが大好きです。お散歩に行く前に、ひつじさんとほしさんは止まっている園バスに乗せてもらっています。新しい園バスに乗せてもらうのも楽しみですね!

一人でできるようにお手伝い

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

長かった休園、登園自粛期間があったことを忘れてしまうくらい、子どもたちの明るさや、順応性に感心する毎日です。
こちらに気付 くと手をあげてニッコリ微笑んだり、 声を出して呼んだり、先生たちに大分慣れて安心して過ごすようになった 0 歳てんし組の子どもたち は、食事もよく食べてくれます。
1 歳ひつじ組の子どもたちは、お散歩に行く時に自分で靴下を履いたり、外靴を 履く等、生活の様々な場面で自分 の ことを自分でしようと一生懸命です。「~ちゃん頑張れ~」と 、お友達の名前を呼んで応援する姿もあり、みんなひつじさんの お友達 ということが 、 子どもたちにしっかりと 伝わっていることを感じます。
2 歳ほし組の子どもたちは、シール貼りやパズル 等、 自分のしたい お仕事や遊びにじっくり取り組んでいます。 「楽しいね 」「 使いたい物を貸してもらえなかった 」「 もうお片付けだよ 」等 、先生や お友達に伝えたいことがたくさんです。 自ら はっきり伝える人、先生の力を借りて思いを伝える人など様々です が、 思い通りにならないことも学びながら、先生やお友達と一緒に過ごす楽しさをたくさん味わってい
るところです。
縦割りクラスのそら、にじ組では 密集を避けるために 生活の流れが変わりましたが、大分慣れ、 困っていることを伝えられる人が増えて来ました。 帰る時に「 園長先生 また 来るからね 」と 笑顔で 手を振る 年少さんの姿に、楽しく過ごせた様子 が伺えます。

『やりたいことを 一人でできるように 手伝って下さい』 これは 、 モンテッソーリ教育の中で大切にしている、子どもから大人に向けた心の声です。
子どもは、まだ上手に出来なくても、身の回りのことを一生懸命しようとしたり、内面から溢れ出る興味に従って、 全人格をかけて環境と関わろうとします。 そのような姿を見つけた時、大人はすぐに手を出したりせず 、 ちょっと見守ること、そして出来ないところを少しだけ手伝ってあげることが大切です。
その繰り返しの中で、手伝いがなくても一人で出来るようになっていきます。
0 歳から 6 歳の子どもたちが生活をするこども園。 月齢や学年によって 成長は様々です 。
子どもたちは、 これから 更に周りの様々なことに興味をもち、自ら関わろうとしていくことでしょう。 子どもの心の声に耳を傾け 、 子どもが 「一人でできた!」という喜びを 、 たくさん味わいながら自信をもって 生活をしていくことができますように。
ご家庭と園とで力を合わせて 子どもたちの成長を見守っていきましょう。

園長 平野 志穂

皆様のご理解とご協力にお礼申し上げます。

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

度重なる臨時休園、 登園自粛の間、保護者の皆様には感染拡大防止のために体調管理を始め、 多くの事にご協力いただきましたこと、心よりお礼申し上げます。

休園中、園では子どもたちに会える日を楽しみに 今後の 園生活 について検討を重ねて参りました。
狭い空間で 密集することを 防 ぎ、 換気や消毒の徹底に配慮しながら教育・保育を行 うため、特に幼児クラスでは 園 生活の多くを変えていかなければ なりません。 慣れるまでは、職員も子どもたちも戸惑うことがあるでしょう。

感染リスクを少しでも減らし、子どもたちや職員も元気に過ごすことが出来るように、そして多くのことが変わる生活の中でも、子どもたちに とって 、こども園が楽しく安心できるところなるように努めてまいります。

保護者の皆様は、 子どもたちの休園、登園自粛明けの 園生活の 様子や、 行事の事(予定していた大きな行事は中止や延期、規模の縮小と なります )についてご心配かと思います。
お便りやブログ、お迎えの際にお知らせをし ていく予定です。しかし まずは、子どもたちが揃って、新たにスタートする園生活に慣れていくこと を大切にしていいきたいと思っております。

今日から、またこども園にたくさんの笑顔と賑やかな声が戻って来ます。玄関ホール のマリア様とイエス様も、優しく子どもたちをお迎えして下さる ことでしょう。

皆様、今後ともどうぞご理解とご協力をお願い申し上げます。

園長 平野 志穂

新しい出会い  進級・ご入園おめでとうございます

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

新年度が始まりました。

2月末から臨時休園と協力日が続き、その間皆様には来園を控えていだだくことや、

新年度の準備のこと等、たくさんのご協力をいただきましたこと、お礼申し上げます。

新年度の始まりについては楽しみな反面、今後コロナウイルスの感染状況や対応がどの

ように変化していくのか、不安も多いことと思います。

この心配な状況は、園とご家庭はもちろん、社会全体で協力をしていかなければ防ぐことは

できません。園では、十分な換気、消毒、活動内容に十分留意いたします。園行事については、内容や環境について検討していく予定です。ご家庭では園からお知らせをしました留意事項を再度ご確認頂き、ご協力下さいますようお願い申し上げます。

4月1日から小さな子どもたちの慣らし保育が始まりました。保育の必要な進級した子どもたちも元気に登園をしています。お母さんから離れる時に涙する姿もありますが、先生に

思いを受け止めてもらいながら、子どもたち一人ひとりが新しい環境になじもうと精いっぱい過ごしているところです。

今日は1学期の始業式、そして来週は入園式です。園舎に子どもたちの笑顔と元気な声が溢れることでしょう。魅力いっぱいの春の自然も子どもたちを待っています。

花川マリア認定こども園に集う子どもたちが、神様や周りのたくさんの人に愛され、大切にされ、安心して生活をすることができますように、教職員一同努めてまいります。

 新しい出会いがたくさんの春、神様の豊かなお恵みとお導きがありますように。

                                 園長 平野 志穂

大きくなった子どもたち

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

 園庭に、用務の秋さんが作ってくれた二つの雪山があります。0~1歳児クラスの子どもたち用と幼児クラスの子どもたち用です。雪不足で小さかった雪山も少しずつ大きくなり、今は階段と滑り台が出来ています。

暦の上では春ですが、子どもたちは毎日のように園庭での雪遊びを満喫しています。
最初は時間がかかった身支度にもだいぶ慣れ、特に幼児クラスの子どもたちは、靴カバーの上げ下ろしがとても上手になりました。子どもたちが一人でできるようにと、準備にご協力下さった保護者の皆様のおかげです。ありがとうございます。

子どもたちは、もうすぐ卒園、進級を控え、またひとつ大きくなることを楽しみにしている姿が見られます。しかし一方で、言葉にできない不安を感じることもあるかも知れません。子どもの不安を自信と安心に変えてあげられるように声をかけ、支えてあげましょう。

この1年、子どもたちは、周りの人との関り、たくさんの体験の中で学び成長して来ました。今までの園生活で学び、自分の力にしてきたことを、新しい環境の中でもきっと発揮してくれることでしょう。

子どもたちが、希望に満ちて卒園、進級の時を迎え、新年度の新しい出会いを喜ぶことができるように、そして安心して過ごすことができるように、一人ひとりの気持ちをしっかりと受け止め、過ごしてまいりたいと思います。

認定こども園として開園して1年間、保護者の皆様、地域の皆様に温かなご理解とご協力をいただきましたことに、心よりお礼申し上げます。

子どもたちがこれからも神様に守られ、周りのたくさんの人から愛されて、自分らしく歩んでいくことができますよう願っております。

園長 平野 志穂