~たくさんの愛に包まれて、成長する子どもたち~

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

今年の夏も厳しい暑さが続きましたね。
夏休みの間、預かり保育には15名くらいの子どもたちが登園し、室内でゆったりと過ごしたり、園庭での水遊びや、園外保育(ほし組の子どもたちも一緒に出かけました)等を楽しみ、午後はぐっすりとお昼寝をして元気に過ごすしていました。
0歳てんし組、1歳ひつじ組、2歳ほし組の子どもたちも体調管理に十分配慮しながら、夏ならではの遊びを楽しむことができました。
始業式では、久しぶりに会った友達との会話が弾み、とても嬉しそうな人がたくさんで、子どもたちが何だか逞しくなったように感じます。お休みの間、久しぶりに親戚の方と会って、「大きくなったね」「お話が上手になったね」など、お子様の成長を喜ばれたご家庭もあったことでしょう。また、保護者の方のお休みに合わせてご家族でゆったりと過ごしたり、楽しい体験をされたことと思います。
さて、乳幼児期に、自分の存在をしっかりと受け止めてもらい、温かいことばをかけてもらうこと、ご家族をはじめ周りのたくさんの人との関わりを通して、自分は愛されている、大切にされているということを感じ、自己肯定感を育んでいくことは、何よりも大切なことです。
毎日の生活を通して、子どもたちは日々成長していきます。0歳~5歳の子どもたちは、成長の歩みも一人ひとり様々ですが、自分の思いを表すこと(0歳、1歳は笑ったり、泣いたり、怒ったり、表情や仕草がたくさんです)、自分の思いを受け止めてもらうことや、先生や周りの友達と共感する喜びをたくさん味わいながら過ごしていけるようにと思っております。
これからのたくさんの体験が、子どもたちのより良い育ちにつながっていくように、努めて参ります。

園長 平野 志穂

~子どもの成長を支える~

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

園生活の様子を見ていると、子どもたちの成長を感じ嬉しく思うことがたくさんあります。縦割りクラスの子どもたちは、年少さんも、朝や帰りの身支度、お仕事、給食の準備や後片付け等進んでしようとする姿が見られるようになりました。困った時には「手伝って」と言える人が増え、自分の思いを言葉で相手に伝える姿にも成長を感じます。

広い廊下では、0歳てんし組の子どもたちがハイハイや歩いて探索を楽しんでいます。
職員室を覗いたり、モルモットが見たくて指をさしてそばまで行ったりと、行動範囲が広がりました。先日は、一人で歩けるようになった子どもが、カートに乗ることを嫌がり、笑顔いっぱいで歩いて散歩から帰って来ました。「一人で歩きたい!」「楽しい!」という、内面から溢れ出る思いが感じられ、嬉しく思ったのと同時に、日々子どもの思いを受け止め、温かく見守りながら関わる先生たちの姿に、子どもたち一人ひとりの成長を支える大切さを改めて感じました。

『やりたいことを 一人でできるように 手伝って下さい』
これはモンテッソーリ教育の中で大切にしていることで、子どもから大人に向けた心の声です。
子どもは、まだ上手にできなくても、身の回りのことを一生懸命しようとしたり、内面から溢れ出る興味に従って、全人格をかけ環境と関わろうとします。そんな姿を見つけた時、大人はすぐに手を出したりせず、ちょっと見守ること、そして出来ないところを少しだけ手伝ってあげることが大切なのです。

生活の中で出来ることが少しずつ増えてきた子どもたち。これからも「一人でできた!」という喜びをたくさん味わいながら生活をしていくことができるように関わっていきたいと思います。

さて、7月は七夕祭り、年長さんのお泊り会、水遊びなど楽しいことがたくさんです。
園庭の工事ももうすぐ終わり、心待ちにしていた園庭遊びが始まります。
神様に守られ、子どもたちがのびのびと楽しい園生活を送ることができますように。

園長 平野 志穂