園長のことば

~クリスマスを迎える心の準備~

10月は、入園希望の方や学生さんなど、見学の方がたくさん来園されました。0歳から年長さんまでの子どもたちが在園していますので、見学の方には全クラスをご案内しています。
0歳児クラスからご案内をすることが多いのですが、0歳てんし組は、廊下からお部屋を見学するお母さんとお友達に視線を向け、ニッコリ。「こんにちは」と声をかけられ、ペコリと頭を下げる姿、バイバイをする姿、嬉しそうに柵の所まで歩いて来る姿があります。

1歳ひつじ組は、先生と一緒に「こんにちは」とご挨拶をしたり、「おいしいよ」と、食べているおやつの感想を伝えたり、玩具を見せに来たりとまた違った姿が見られます。

2歳ほし組は、気になって入り口からじっと見つめる姿、「○○くんだよ」「〇〇ちゃん」と自己紹介をする姿など様々です。

幼児クラスのお兄さんお姉さんはというと、自分のしたいことに真剣に取り組む姿もあれば、自己紹介(名前の後に「年長さんです!」とお話する人も)やご挨拶はもちろん、「どこから来たの?」「何歳?」と、質問をする姿もたくさん見られました。
親しみを持って歓迎する様子に、子どもたちの成長を感じ、微笑ましく、嬉しく思いました。

さて、花川マリア認定こども園では、11月16日から、待降節が始まります。イエス様のお誕生『クリスマス』を、きれな心、優しい心で迎えることができるようよう準備をするのです。
アドベントカレンダーや、クリスマス飾りなど、園内に少しずつ飾りが増えていく中で、子どもたちは先生やお友達と共に、クリスマスを迎える嬉しい雰囲気を感じることでしょう。

年長さんの聖劇発表会の練習も始まりました。今年は年長さんのみの発表となりますが、小さな子どもたちは、年長さんの姿を見て、楽しい雰囲気を感じたり、自分も年長さんになったら・・と楽しみに練習の様子を見ることでしょう。

目には見えなくても、私たち一人ひとりの心の中に、神様がいて下さることを感じながら、子どもたちと共にクリスマスの準備をしていきたいと思います。

園長 平野 志穂