園長のことば

皆でお祝いしたクリスマス

先日のクリスマス発表会では、お忙しい中お越し下さり、子ども達への見守りや沢山の拍手をいただきありがとうございました。今年度は、おじいちゃん、おばあちゃん、ご家族の方皆様と一緒に園でクリスマスをお祝いできたことを本当に嬉しく思っております。

入園したばかりの頃は泣いていたてんしさんが、初めてのステージに驚く姿もにっこりと笑顔を見せてくれる姿も可愛らしく、ひつじさんは、大好きなお話しの中でのひとりひとりの活躍が微笑ましく、ほしさんは、それぞれの素敵な個性が光り、全員が楽しんで演じる様子が見られました。また、年少、満3歳さんは少し緊張しながらも楽器に真剣に取り組んでいる姿に4月からの成長を感じ、ひとりひとりがセリフを覚え、お友だちと一緒に振り付けや動きを考えたりしながら劇をつくりあげた年中さんは、個々だけではない団体としての意識を感じました。

そして、感動を与えてくれた年長さんの聖劇。イエス様のお誕生という喜びのお知らせを皆様にとどけるため、19名全員が一生懸命に練習し、心を込めて演じました。自分に与えられた役だけでなくお友だちの役にも注目し、練習時には、欠席した子の代役をすることが出来る程みんながこの聖劇に集中し、心をひとつにして取り組む姿が見られました。年長さんの聖劇を憧れの眼差しで見ていた小さい子達の心の中にもこの感動が深く残り、今後引き継いでいかれることと思います。

明日から冬休みに入ります。久しぶりに日常が戻ってきた中での年越しやお正月。日本の伝統行事に触れたり、雪が多い地域ならではの遊びを満喫するなど、ご家庭で沢山の経験をさせてあげて下さい。今年もお世話になりありがとうございました。皆様、良いお年をお迎えください。

園長 泉川由利子