日差しも強くなり北海道の夏本番となりました。一学期を振り返り、それぞれの年齢に応じて自分でできることが多くなりました。そして、こども園の生活に自信がついて自ら準備をしたり行動したりする姿が見られるようになり、うれしく思っています。
毎朝、玄関でお迎えをさせてもらって、インターホンのスイッチを押して、朝の挨拶と名前を告げてくれる子も増えてきました。保護者の皆さんと一緒に挨拶することで子どもたちには挨拶の習慣ができていると思っています。一学期、保護者の皆様に支えられながら、子どもたちは多くの体験をし、楽しい園生活を送ることが出来ました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
さて、我が子の姿は、親として気になるところかと思います。はじめから上手に出来ることは少なく、いつも、親が先回りをして、障害物をすべて取り払い、失敗や挫折を経験させないで成長していったとしたら、どのような子になるのでしょう。
・自分で工夫する力が育っていきません。困難を解決する力も育ちません。
・失敗を恐れるが故に、いつも誰かの指示を待って行動するようになります。
・子どもの自発性や独創性、多様な発想などは培われません。
もしかすると、うまくいかない時の対応を試したり、自分でやり遂げようと考えたり工夫したりする機会を奪っているかもしれません。子育てには、「失敗を認める周囲の環境づくり」や「失敗してもいいんだという懐の深い対応」「見守ること」も必要だと思っています。
お父さん、お母さんは良き相談者であり、子どもたちの良きお手本です。子どもたちとの関わりの中で、手や口を出すのではなく、そばで見守り、良きアドバイスをしてあげたり自分の失敗をどんどん語ってあげたりしてほしいと思います。子どもたちは、「思っているようにはならないこともある。」「大人も失敗する。自分も失敗してもいいんだ。失敗するって恥ずかしいことじゃないんだ。」と大人の姿から学ぶことになり、時には、「失敗しても大丈夫。また、やってみようね。」と、励ましの声をかけてもらったりすることで、次へのチャレンジの意欲になっていくように思います。
うまくいかなかったことで終わらせるのではなく、もう一度やってみようとすることで、失敗をよい経験として、それを乗り越えることは大きな自信になると思います。そして、他の面においても粘り強い子どもに育って、もっとがんばりたいという気持ちを抱くようになるのではと思っています。そして、思っているようにならなくても、あきらめずにチャレンジを続けることで、自分のやりたいことが見つかり、自らの夢を実現することに繋がるのではと思っています。
夏休みは、家族でゆっくり過ごす時間があると思います。今でなければ見られない我が子の可愛い姿を見守り、子どもたちの成長を楽しんでいただければと思っています。
どうぞ楽しい夏休みをお過ごしください。
園長 大 野 伸 仁
