園長のことば

運動会の頑張りを次の意欲へ 非認知的能力とは?

 20日の運動会は、お天気にも恵まれ、子どもたちは練習の成果を発揮し、運動会を楽しむことができました。たくさんの皆さんにご来園いただき、我が子を含めて子どもたちの頑張る姿をご覧いただき、大きなご声援を賜り、ありがとうございました。

 運動会の競技の中には、はじめは出来なくても、日々の取り組みによってできるようになった姿もありました。子どもたちにとって、保護者の皆さんや友達と一緒に競技をすることの楽しさや「かっこいい姿」を応援してもらえたことが最後まで頑張る気持ちにつながっていたと思っています。ありがとうございました。

 さて、「非認知的能力」という言葉を聞いたことがあると思います。幼児教育では、この力を園での生活や活動の中で大切にして取組を進めています。「非認知的能力」は、これからの学びの基礎や生き方にかかわって大切な力だと言われています。それはいったいどういうものなのでしょう。

結果にこだわらず、意欲や取り組む過程をほめてのばす。

 乳幼児期には、読み書き計算のような「認知的能力」よりも「非認知的能力」を意識して伸ばしていくことが重要と言われています。

 そのためには、「できた」「できなかった」という結果にこだわらず、むしろ、やろうとする意欲やチャレンジする心、粘り強く取り組む過程を大いにほめてあげることがとても大切です。

 乳幼児期に非認知的能力をたくさん取り込み、心をうーんと肥やしておくと、学齢期になってまかれる学力という種がぐんぐん成長していくことが実証されています。また、ゲームやタブレットでの遊びは、脳機能や睡眠に影響すると言われています。デジタルの使用については、トラブルや成長に関わることもあり、充分な注意が必要です。運動会で、皆さんに応援してもらい、競技で頑張れたことが達成感を味わうことにつながり、次へのエネルギーになったと思っています。ありがとうございました。

                                 園長 大 野 伸 仁