園長のことば

いっぱい遊ぶことで喜びを感じ、心が満たされる

 

先日の保護者参観・懇談会にお忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。こども園は、三方よしの考えで、子どもだけではなく園に関わっている保護者の皆さん、先生にとっても働いて良かったと思えるようにしたいと思っています。子どもたちの笑顔を糧に頑張っていきます。今後もよろしくお願いいたします。

さて、ゴールデンウィーク明けは、家族で楽しい時間を過ごした後なので、こども園でお友達と過ごすことに、不安(ワクワク、ドキドキ)を感じて泣いてしまう場面もありました。その後は一日一日、先生やお友達と一緒に生活をする楽しさを感じながら過ごしています。保護者の皆様にとっても、朝、お子さんとお別れする寂しさ、日中はどのように過ごしているのかと気になったり、心配でいたり・・・。今後も泣いてしまう子たちもいると思いますが、このような風景は、あと僅かで見られなくなります。そして、手を振って「バイバイ」できるようになると、保護者の皆様にとって、少し複雑な気持ちかなと思います。私たちは、一人一人の子どもたちに寄り添い、信頼関係を築いていきますので、泣いていたとしても、お任せいただければと思います。

幼児期は仲間から認められたい時期

子どもは、2歳ぐらいまでは家族という小集団の中で愛着を感じ、家庭の中で大事にされることが最も重要です。しかし、幼児期に入って集団で遊ぶようになると、仲間から認められること、一緒に行動する楽しさを感じて仲間を意識するようになります。

運動(あそび)で満足できていると、子どもは喜びを感じる

幼児期は、身体の能力が伸びて、動きが活発になる時期でもあります。

全力で走ったり、縄跳や鉄棒でいろいろな技が出来るようになったり、様々なスポーツに興味を持ってやってみたり、スキップもできるようになっていきます。人間はひとつの能力を獲得すると、それをもっと伸ばしたいと行動します。逆上がりができると、何回もやりたい。できるようになった自分を見てほしいという意識が生まれてきます。速く走れるようになると、もっともっと走りたいと思うようになります。自分の力を自分で伸ばしていくようになるわけですから、家族はそれを応援していきたいものです。

幼児期後半の反抗期は、多くは運動不足から

 だれもが反抗期を経験していることと思います。これまでは、2歳の子が自我が育ってきて、自分でやりたいのにうまくできなくてイライラして扱いが難しくなる時期を「反抗期」と言いました。4~5歳になると聞き分けが良くなり、反抗期は終わるといわれています。近年、5~6歳の時になっても見られることがあるそうです。これは、たくさん体を動かしたいと思う時期に、それが出来ない社会状況があるためといわれています。子どもの発達を理解して、思いっきり、外で体を動かす機会を・・・と考えると、解決できるのではないでしょうか。

 子どもたちが将来、自立して社会で生きるためには、心身ともに健全に成長するとともに、生き抜くための資質や能力の育成が大事です。

 子どもたちは日々少しずつ、行きつ戻りつで成長していますので、いきなり出来るようになったり、良い習慣が身に付いたりするわけではありません。大人が思っている様でなくても、次の行動に繋がるプラスの声掛けが子どもの心に響き、してほしい行動になっていきます。様々な場面で多くの子どもたちを見ていると、「4歳ではできなくても、6歳ぐらいになると普通に出来るようになっている。」ということがあります。みんなで生活しているので、お友だちの様子を見て学び、真似てできるようになることもあります。(真似ることは学ぶこと)

おおまかな「子どもの発達」を理解して、心に少しの余裕をもって子どもたちが生き生きと育つようにサポートをしていただければと思っています。よろしくお願いいたします。