日記

~子どもたちの心のたくさんの実りに感謝~

さわやかな秋風が吹き、子どもたちがますます戸外遊びを楽しめる季節となりました。
大学の敷地内を散歩に行った子どもたちが、お土産にどんぐりや落ち葉を拾って帰って来ます。園内の聖母子像前には、子どもたちからのプレゼントがいっぱいです。
てんし・ひつじ・ほし組の子どもたちは出かける前に、先生と聖母子像の前に座り、手を合わせ、「行ってきます」と「ただいま」のご挨拶をしています。(聖母子像のそばへ行き「バイバイ」と手を振るてんしさんもいました)
縦割りクラスの子どもたちは登園と降園の前に自分で手を合わせ挨拶をします。先日一人の年少さんが教室からいなくなり、どこへ行くのかと思い、心配でこっそり後をついて行きました。聖母子像の前にあるベンチに上り「マリア様、イエス様さようなら」(帰る時間にはまだ少し早いのですが)と言う姿に、声をかけずにそっとついて行って良かったと思いました。
入園して半年ですが、子どもたちの心には神様、マリア様、イエス様がいて、身近な存在となっている姿を感じ嬉しく思います。

さて、10月は、お店屋さんごっこ、七五三のお祝いや作品展、そしてこども園になって初めての焼き芋、移動動物園など嬉しい行事がたくさんです。子どもたちの生活が一段と活気を増してくることでしょう。縦割りクラスの子どもたちと、てんし・ひつじ・ほし組の子どもたちとの交流も楽しみです。
今までの様々な体験の一つひとつが子どもたちの力となり、逞しく成長していくことでしょう。子どもたち一人ひとりが自分のしたいことに十分取り組む時間も大切にしながら、充実した生活を送れるようにしていきたいと思っております。

神様、秋をからだいっぱい感じながら、毎日を楽しむことができますように、どうぞお守り下さい。

園長 平野 志穂