園長のことば

大きくなった子どもたち

 園庭に、用務の秋さんが作ってくれた二つの雪山があります。0~1歳児クラスの子どもたち用と幼児クラスの子どもたち用です。雪不足で小さかった雪山も少しずつ大きくなり、今は階段と滑り台が出来ています。

暦の上では春ですが、子どもたちは毎日のように園庭での雪遊びを満喫しています。
最初は時間がかかった身支度にもだいぶ慣れ、特に幼児クラスの子どもたちは、靴カバーの上げ下ろしがとても上手になりました。子どもたちが一人でできるようにと、準備にご協力下さった保護者の皆様のおかげです。ありがとうございます。

子どもたちは、もうすぐ卒園、進級を控え、またひとつ大きくなることを楽しみにしている姿が見られます。しかし一方で、言葉にできない不安を感じることもあるかも知れません。子どもの不安を自信と安心に変えてあげられるように声をかけ、支えてあげましょう。

この1年、子どもたちは、周りの人との関り、たくさんの体験の中で学び成長して来ました。今までの園生活で学び、自分の力にしてきたことを、新しい環境の中でもきっと発揮してくれることでしょう。

子どもたちが、希望に満ちて卒園、進級の時を迎え、新年度の新しい出会いを喜ぶことができるように、そして安心して過ごすことができるように、一人ひとりの気持ちをしっかりと受け止め、過ごしてまいりたいと思います。

認定こども園として開園して1年間、保護者の皆様、地域の皆様に温かなご理解とご協力をいただきましたことに、心よりお礼申し上げます。

子どもたちがこれからも神様に守られ、周りのたくさんの人から愛されて、自分らしく歩んでいくことができますよう願っております。

園長 平野 志穂