先日の卒園式では、17名の年長さんが温かい祝福を受け、元気にこども園を巣立って行きました。緊張しながらも、一人ひとり立派に卒園証書を受け取る姿と笑顔に、胸がいっぱいになりました。
今年度はコロナ禍で、休園をした期間、そして園再開後も保護者の皆様の不安やご心配は如何ばかりであったか、そして、そのような中でたくさんのご理解とご協力をいただき、お子様を園に送り出して下さいましたこと、心よりお礼申し上げます。
どんな状況にあっても、子どもたちの笑顔、友達との関わりを楽しむ姿、困難なことにも挑戦し乗り越えていく姿はたくましく、子どもたちは本当に輝いて日々を過ごしていました。ご家族や周りのたくさんの人たちに大切にされ、愛されて過ごす日々、そしてこども園でのたくさんの経験は、子どもたちのこれからの長い人生の土台となっていくことでしょう。
私事ですが、23年間花川マリア幼稚園、花川マリア認定こども園で、たくさんの子どもたち、保護者の方々との出会いがありました。かけがえのない乳幼児期を一緒に過ごすことができましたこと、そしてたくさんの保護者の皆様が、いつも園のことを応援し温かく見守って下さいましたことが大変嬉しく、本当に思い出がいっぱいです。
子どもたち、そしてご家族の皆様が、喜びに満ちて新年度を迎えることができますように、そして、どんな時も心には神様がいてお守り下さることを忘れずに、子どもたち一人ひとりが自分の力を信じて歩んでいくことができますように。私の異動のご挨拶とさせていただきます。
園長 平野 志穂