園長のことば

2021年6月

5月中は、家庭保育その他ご協力をいただきありがとうございました。緊急事態宣言が延長され、コロナ収束の兆しが中々見えず不安な日々が続きますが、日常生活が戻ることに希望を持ち、お子さん達との時間を共有できることに感謝しながら日々過ごしていきたいと思います。6月2日からは、分散登園とさせていただきます。感染予防に努めながらお子さん達が園生活のリズムを取り戻せるよう保育して参ります。引き続きご協力をよろしくお願いいたします。

木々の緑が濃くなり、吹く風に暖かさを感じる季節になりました。毎朝の通勤、バスを降りてから園までの短い道のりは、私にとって季節を感じさせてくれる良い時間です。草花の開花や小動物など目で感じる季節の他、色々な「季節の音」を耳で感じます。春先には「ピーピピピ」「ホーホケキョ」と、ヒヨドリやウグイスの声、初夏にかけての今は「カッコー」「ボーボボッボー」と、カッコウやキジバトの声が聞こえてきます。また、風が吹くと笹の葉のぶつかり合う音が正に「サラサラ」と音を立てています。また、園に着くと、お散歩から戻ってきた乳児さんから「せんせい、これあげる」と、小さな手にずっとにぎりしめていたタンポポをもらいました。手のぬくもりで温かくなった茎からその子の思いが伝わり嬉しい気持ちになりました。

自然豊かな環境の中にあるマリアこども園。季節が移り変わる中で、幼少期に生で様々なものを見聞きし、興味や探求心を育んで欲しいと思っています。

正午を知らせるマリア院の鐘の音が、今日も聞こえてきます。私にとってこの音色は、神様に守られていることを実感する心地よい響きとなっています。

園長 泉川由利子