園長のことば

自信と希望に満ちて、卒園、進級の時を迎えることができるように

寒さも少しずつやわらぎ、春がすぐそこまで来ています。卒園、進級まであと少しとなりました。

年長さんは少人数で乳児クラスへ遊びに行き、一緒に楽しい時間を過ごしています。
優しい言葉がけや小さな人に合わせて遊ぶ姿、手伝い過ぎず自分でしようとする姿を見守る年長さんの姿に、乳児クラスの担任の先生が大変関心していました。

2歳児ほし組さんは、時々幼児クラスに行って一緒にお仕事をしています。自分のクラスとはまた違った環境に興味津々で、ザリガニやカタツムリをしばらく眺めたり、お兄さんお姉さんがお仕事をする姿をじっと見たり、先生と一緒にやってみたいことを探して夢中になって取り組む姿がとても微笑ましく、楽しんでいる様子が伝わってきます。

こどもたちは、「4月になったら1年生!」「もうすぐ年長さん!」と、新しい生活や、ひとつ大きくなることに期待を持ち、楽しみに過ごす姿もありますが、一方で子どもたちなりに言葉にできない不安を感じることもあるかも知れません。そんな時は、温かく子どもの気持ちを受け止め、不安を自信と安心に変えることができるように、支えてあげましょう。

子どもたちが神様の愛や、周りのたくさんの人の愛を感じながら毎日が充実した日々となるように、そして「大丈夫」という安心感と自信を持って次のステップへと進んでいくことができますように、心を込めて過ごしてまいりたいと思います。

園長 平野 志穂